指値注文とは、買いたい価格、売りたいレートを指定します。基本的で初心者から上級者まで幅広く利用されます。
もっとも基本的なオーダーの方法が指値注文。レートを指定し、その価格で売買します。
指値注文というのは、自分が希望する「買いたい価格」または「売りたい価格」を指定するオーダーの方法です。「この値段まで下がったら買いたい」「この値段まで上がったら売りたい」というものです。
外国為替市場は常に変動していますが、常にパソコンの前で自分が希望する値段になるまで待ち続けることができないという方には、指値注文を利用するのが便利です。レートを指定するだけの基本中の基本ともいえる注文で、初心者から上級者まで広く利用されます。
上の図のように、1ドルが114円まで下がったらドルを買いたいという場合は、1ドル=114円のドル買いの指値注文を出しておけばいいのです。ドルが114円まで下がると自動的に売買が成立します。
上の例で、「114円まで下がったら買いたい」と思っても、そのレートまで下がらない場合があります。そのような場合は、売買が成立しません。
実際のレートが自分の希望するレートにならないと売買自体が成立しないのがデメリットといえます。
メリット | デメリット |
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希望する取引価格で売買できる パソコン画面の前に張りつく必要がない |
自分の希望する取引レートに達しない場合は売買自体が成立しない |