スワップトレードとは?

スワップトレードとは、長期的な期間でFXの取引をすることを指します。

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数ヶ月、数年の間ポジションを保有して、スワップポイントで利益を得ようとする取引です。

スワップトレードとは何か?

スワップトレードとは、数ヶ月〜数年という中・長期間、ポジションを保有し、2つの通貨の金利差を利用して、利益をだそうとする長期型の投資のことです。基本的には、為替相場の変動による為替差益ではなく、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うことで、その金利(スワップポイント)を得ることが事が目的となります。

一般的に、スワップは、為替変動によるリスクはそれほど高くありませんが、運用効率がそれほど高くなり場合が多く、安定性重視の投資となります。レバレッジは1倍〜高くても5倍くらいに抑え、じっくりと長期間で利益を狙うのが一般的です。デイトレードのような積極的・アクティブな投資というよりも、外貨預金のような取引に近いといえます。

スワップトレードのメリット

FX初心者にとって、スワップトレードをする最大のメリットは、「売買回数を減らすことが出来る」ことです。FXの上級者やプロのトレーダーなどは、基本的に短期的に利益を出そうとします。そのため、短期的な取引を繰り返します。

しかし、FXの初心者はプロディーラーのような、短期的な相場を読む力がありません。そのため、売買回数を減らし、短期での勝負を繰り返さない方が、失敗するリスクを減らすことが出来るのです。短期的な相場を読む力をつけることは、簡単にできることではないのです。

スワップトレードでは、短期的な為替の変動を予想する必要はありません。ポジションを保有したら、相場の動きを読むこともなく、取引を繰り返すこともなく、放っておく取引なのです。不安かもしれませんが、初心者にとってはそのような取引の方が利益が出やすいのです。

スワップトレードのリスク

スワップトレードの最大のリスクは、為替変動のリスクです。基本的に、FXでは、スワップポイントよりも為替変動の方がはるかに大きいのです。そのため、そのため、ポジションを持っていた通貨が下がると、スワップ金利分の利益はすぐに無くなってしまうどころか、おおきな損を出すことにもなってしまいます。

そのため、そのリスク軽減のためにレバレッジを低く抑えるということが必要なのです。レバレッジが高いと、為替の変動によるリスクが大きくなってしまうのです。スワップトレードでは、デイトレードのような高レバレッジでの取引はおすすめ出来ません。

つまり、スワップトレードは、デイトレードなどと比べて、大きな利益を出しづらい、投資効率が高くない、ということになります。

スワップトレードにおいても、為替差益を無視することは出来ないのです。そのため、ある程度安い値段で通貨を買う必要があります。

スワップトレードをおこなう際のポイント

スワップトレードをする場合、ポイントはとにかく、レバレッジを抑えた取引をすることです。外貨預金をするようなつもりで行うといいでしょう。

また、通貨を分散すること、ポジション保有時期を分散することもリスクを減らすために必要になってきます。長期投資ですので信用力のあるFX会社を選ぶこと、またスワップポイントが有利な会社を選ぶことも大切になってきます。さらに、高金利のマイナー通貨を買うことを考え、保有したい通貨ペアを扱っているかどうかも確認しておきましょう。