デイトレードとは日本語で「日計り取引」のことです。購入した通貨をその日のうちに売却し、,短い時間の少ない利幅ですが、売却益を得ようとするトレード方法のことを指します。
購入した通貨を、翌日に持ち越さないことで、雇用統計など、予想外の悪材料などによる通貨の暴落などのリスクを避けることができるというメリットがあります。
また、特別なにかしらの材料がなく、市場参加者の思惑で価格が上下するため、デイトレードは心理戦とも言われます。
FXでは、翌日にポジションを持ち越さないデイトレードは、非常に有効でリスクが小さいトレードスタイルです。
外国為替市場は、24時間常に相場が動いている為、雇用統計や財務諸表など、主要国の経済・金融ニュースが値動きを大きく左右します。ポジションを保有したままにしていて、次の日に起きたら一気にマイナスになっていた、ということもかなりの確率であるのです。
デイトレードであれば、ポジションを持っている時間が短く、急激な為替相場の変動にも対応しやすくなります。そのため、為替損益のリスクにさらされる確率が低いともいえるのです。FXで投資をするのであれば、デイトレードというスタイルもぜひ取り入れてみてください。
デイトレードというのは、一日のあいだで購入→売却を完了させてしまうものです。この方法には、いろいろな注文の方法が考えられますが、基本的なものはIFD注文やOCO注文などで、自分の設定した価格で購入し、さらに設定した価格になったら売る、という注文方法です。
例えば、朝の段階で、1ドル80円00銭であったとします。それが79円90銭になったときに1万ドル分を購入するように、注文を出しておくのです。
さらに、それが80円10になったら売却する、という注文も同時に出しておきます。そのように設定しておくことで、購入も売却も、PCに張り付いておくことなくできます。もちろん、そのようなIFD注文やOCO注文は、FX会社によって設定の仕方が違いますので、注文方法は各FX会社でしっかりと確認しておくようにしてください。
もちろん、IFD注文やOCO注文は、その日のうちに購入→売却が完了することを念頭に置いて、注文をするのですが、場合によっては、複数日にまたがってのトレードになってしまう場合もあります。
デイトレード専用の口座であったり、複数日にまたがった場合に強制に決済される、ということはありません。もちろん、デイトレードだからといっても、その日に必ず売却まで終わらせないといけないという決まりはないのです。